八尾の神社「山本八幡宮」で”還暦の厄払い”をしてもらった話

山本八幡宮 神社仏閣

母の還暦厄払いをしてもらう

こんにちは、ダイキです。

今回は、八尾市山本町の神社「山本八幡宮」の紹介と、そこの還暦厄払いの仕方をお伝えする。

山本八幡宮について知りたい方や厄払いを検討している方の参考になれば幸いだ。

ではいこう!

山本八幡宮とは

山本八幡宮

山本八幡宮は、大阪府八尾市山本町にあるこじんまりとした神社。

僕の地元で、山本では知らない人がいないほど有名な神社だ。

ちなみに僕の実家はこの近くで魚屋をしており、神社の人もよく買いに来てくださっている(笑)

少し話が逸れたが、山本八幡宮の紹介をしよう。

山本八幡宮は、山本町を守るために建てられた神社

かつて、このあたりは大和川の氾濫で度々甚大な被害を受けていた。

そこで幕府に根強い嘆願を行い、1704年(宝永元年)、遂に付け替え工事(大和川の形そのものを変える工事)が行われ、新たに新田として整備された地域が山本町だ。(当時は村?)

その山本町の新田開発を担当した山中正永と本山重英らが1716年(享保元年)、石清水八幡宮より神霊を勧請し、村の鎮守として山本八幡宮が分祀された。(当初は山本八幡神社と呼ばれていた)

勧請…本祀(し)で祀られる神の分霊を迎え、分祀の社殿で祀ること

その後明治30年代、政府による神社の統合合祀(神社整理)が実施され、度々の存続危機に見舞われたが、奇跡的に回避し現在に至っている。

つまり、山本八幡宮は300年以上の歴史があり、山本町を守るために建てられた神社(村社)ということになる。

余談だが、新田開発を担当した山中氏と本山氏の姓をとって「山本」町という町名がついたと言われている。

山本八幡宮の基本情報

簡単に山本八幡宮の基本情報を紹介する。

所在地:大阪府八尾市山本町1-2-16
主祭神:誉田別尊(ほんだわけのみこと)
創建:享保元年(1716年)
別名:山本八幡神社(旧称)
アクセス:近鉄河内山本駅すぐ北側
駐車場:なし。(事前電話で社殿に入れる)
電話:072-922-0789

八幡宮なので主祭神は誉田別命(応神天皇)だ。
(八幡宮についてはまた記事にしたいと思っている)

専用駐車場はないが、厄払いの予約で電話したところ、社殿に停めるよう案内された。

河内山本駅徒歩1分で、玉串川のすぐ前にある。

元々は玉串川沿いぎりぎりまで社殿だったが、山本の発展と八尾市の都市整備で川沿い4mを遊歩道にし、1997年(平成9年)に現在の社務所が完成した。

境内の様子がよく分かるYouTube動画があるので掲載しておく。

山本八幡宮の還暦厄払い

それでは次に、山本八幡宮の還暦厄払いを紹介する。
(還暦厄払いはこちらも参考になる→「還暦」と「厄年」の関係や「厄落とし」と「厄払い」も違いを分かりやすく解説!│

”大阪 還暦 厄払い”と検索すると「大阪天満宮」や「住吉大社」などがヒットするが、地元の神社で厄払いしてもらう方がいいと聞いたことがあり、山本八幡宮にお願いした。

電話予約をしておき、当日は社務所でご祈祷料(7,000円)を支払う。

支払いを済ませると、1人1つ御守をプレゼントしてくれた。

全員にあげるとは、なんとも気前がいい(^^)

受付を済ませ本殿で待機。

山本八幡宮

1月の寒い時期だったが、所々ストーブを置くなど防寒の配慮も万全だった。

ご祈祷中の撮影はNGで、厄払いの中身をお見せできないのは残念だが、神主の太く響き渡る声と所作にはそれなりの迫力とこみ上げてくるものがあった。(これで母は大丈夫だろう)

時間は5分弱だが、ご祈祷料を払う価値はあったと思う。

まとめ

今回は山本八幡宮の歴史と還暦厄払いについて紹介した。

山本八幡宮では還暦厄払い以外に初宮詣やその他厄払いも行っている。

気になる方は一度、電話して問い合わせることをおすすめしたい。

ではまた!

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